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🌿心の感覚が開いていく中で – 私の体験記③

前回は、私に起こった少し不思議な出来事について綴りました。
あれは、振り返るたびに「はじまり」のように感じる出来事でした。

その後の私は、日々たくさんの変化に包まれていました。
今振り返ってみると、それはまるで導かれていたかのような毎日だったと思います。

先生に“悪いもの”を取っていただいたあとは、体調も安定し、穏やかな日々を過ごせるようになりました。
ひとつ変わったことといえば、私が感じていた“違和感”の正体でした。

悪いものがついていたときの私は、まるで水槽の中に閉じ込められているような感覚で――
人と話していても、透明な壁越しに声を届けているような、そんな不思議なズレがありました。

でも、先生に取っていただいたあとは、それがすっかりなくなり、
ちゃんと“外の世界”とつながっている感覚が戻ってきたのです。
その違いは、自分でもはっきりとわかるほどでした。

子どもや愛犬に触れるときも、
今はしっかりと「触れ合っている」という実感があります。
以前のように、どこかに水の膜があるような感覚は消えて、
ちゃんと目の前の存在と向き合いながら、気持ちを通わせている――
そんなふうに感じられるようになりました。

不思議なことに、まるで私は――この44年間という月日を、ずっと水槽の中で過ごしていたような気がしたのです。
そう思うと、少しだけ寂しい気持ちにもなりました。

それはまるで、これまでの人生がリセットされていくような感覚でもありました。
「どうして私だけが…」という気持ちも、強く心の中にありました。

とりあえず今は――
現実の社会をちゃんと生きていこう。
あの出来事のことは、いったん忘れよう。
そう思って、私はアクセサリー作りに気持ちを向けることにしたのです。

それでもなぜか気持ちが入らず、見えないもののことばかり考えてしまう日々が続きました。

そしてある日、息子や主人も先生に見ていただくことになりました。
やはり、二人にも“悪いもの”がついているとのことでした。

ですが先生は、
「ご主人には幼い頃から“妖精”がついていて、この家は守られていますよ」と伝えてくださいました。
そのお話を聞いたとき、私は「また不思議な話だなぁ」と思わずにはいられませんでした。

その頃から私は、占い師である妹にスピリチュアルのことをよく尋ねるようになり、
家の風水について学んだり、先生に教えていただいた場所を訪れたりするようになりました。

それまで、そういった本を読むこともなかったのですが、
妹にすすめられて少しずつ読むようになり、自然と目を通す機会が増えていきました。

訪れた場所や、そこで感じたことについては、またあらためて書いていきたいと思います。

先生に“取って”いただいたあと、もうひとつ大きな変化がありました。
それは、家に帰ってから――
自分の家の「気」が、思っていた以上に重く、悪いことに気づいたのです。

そしてその頃から、街の風景や、歩いている人たちを見ていると――
なぜか急に怖くなるような感覚に襲われたり、
不思議な現象が起こるようになっていったのです。


🌸おわりに

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

今振り返っても、本当に不思議な出来事が次々と起こっていた時期だったと思います。

少しずつ、見えない世界とのつながりが深まっていく中で、

私の中でも「何かが変わってきている」と感じ始めていました。

🌿次回予告

次回は、先生に教えていただいた“ある場所”へ実際に足を運んだときのお話や、

そこで感じたことについて綴っていきたいと思います。

またお時間あるときに、ぜひ読みに来ていただけたら嬉しいです🌿


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