ある夜のことでした。
静まり返った夜中、ふと目が覚めた私は、どこかいつもと違う空気を感じていました。
耳を澄ますと――誰かの声が聞こえるのです。
それはテレビの音でもなく、家族の声でもなく、まるで頭の中に直接響いてくるような声。
はっきりとした言葉ではなく、遠くでささやいているような雰囲気で、
「何かを話している」ということは分かるのに、
何を言っているのか?までは分かりませんでした。
私は一人でいるはずなのに、まるで誰かがすぐそばにいて会話をしているような…
そんな不思議な感覚に包まれたのです。
怖いというより、「これは何だろう?」「現実なのかな?」という戸惑いと、
どこか不思議で怖いような気持ちが混ざり合っていました。
――この頃から、私は“見えない世界”との距離が、だんだんと近づいていることを感じ始めていたのです。
先生にお会いして、悪いものを取っていただいてから――
気づけば半年ほどが過ぎた頃のことでした。
それは、誰かがそばで話しているような、不思議な感覚。
少し怖いような…でも、どこか懐かしくもある…
なんとも言えない、胸の奥がざわめくような感覚でした。
私は思い切って、その“声”に話しかけてみることにしました。
心の中で「誰か、いますか?」と、そっと問いかけるように。
すると――
返ってきたのは、「真理」という一言。
はっきりとした会話ではなく、まるで言葉が空からポツポツと降ってくるような、不思議な感覚。
「弥勒菩薩」や「巡る」「みんなの真理」――
ところどころ、単語のようにふわりと聞こえてきます。
私はただ、じっと耳を澄まし、
その言葉たちを心で受け取るようにしていました。
「〇〇さん」と答えました。
そのときは、ただ名前を聞いた、というだけのように思っていましたが――
それが私自身の魂の名前であることに気づいたのは、
もう少し後になってからのことです。
あのときの答えが、自分の内側から返ってきたものであったこと。
私の魂が、ようやく自分自身に語りかけてくれたことに、
後になって、ようやく気づいたのです。
さらに不思議だったのは、体の変化です。
瞼を閉じると、真っ暗ではなく、赤や紫の光のようなものが見えるようになっていました。
意識ははっきりしているのに、目を閉じた先に色が広がっている――
そんな感覚が、徐々に日常の一部になっていったのです。
次回は、この“魂とのつながり”が少しずつ生活や意識にどんな影響を与えていったのか、
その変化をもう少し綴っていけたらと思います✍️✨
お読みいただき、ありがとうございました🌸
まだうまく言葉にできないことも多いですが、こうして少しずつ、自分の体験を綴っていけたらと思っています。
また続きを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします🌿
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