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🌿見えない世界に導かれて – 私の体験記②

先生との出会いの日

その先生にお会いしたのは、2020年9月の初め。
妹と娘と私の3人で、先生のもとへと向かいました。

道中は、なぜかとても不思議な空気が流れていて──
緊張というよりは、どこか温かくて、穏やかな雰囲気に包まれていました。

車の中では、3人でわきあいあいとおしゃべりしながら運転していました。
不思議と心が落ち着いていて、「どんな先生かな?楽しみだな✨」と、そんな気持ちになっていたのを覚えています。

実はそのとき、私は「娘の様子が少し心配だな」と感じていて、
先生に診ていただきたいと思ったのは、どちらかというと娘の方でした。

だから私自身は、
「せっかくだし、ついでに診てもらおうかな」くらいの気持ちで向かっていたのを覚えています。

🌿出会った先生の言葉に驚く

先生のもとに到着すると、まずはご挨拶をして、
いよいよ対面の時を迎えました。

現れた先生は、40代くらいの細身の男性。
やさしい雰囲気の中にも、どこか凛とした印象がありました。

正直なところ、私はもっと大柄でどっしりとした方を想像していたので、
少し意外な印象を受けたのを覚えています。

娘のことを先生にお話ししようとしたそのとき、
先生は私の方をじっと見て、こう言いました。

「なんで立ってるん? なんで立ててるん?」

──その瞬間、空気がピリッと変わったのを感じました。

まるで見透か本されているように、
まずは私から、という流れになったのです。

感情の解放と、涙の訳

先生は私の顔を見るなり、こう言いました。

「顔、真っ赤やで。とりあえず横になって」

言われるままに施術用のベッドに横になると、
先生は少し驚いたような表情でこう続けました。

「なんでその体で立ててるん?
家のこととか、子どもさんおったらお弁当とかも作るやろ?」

私は「以前、甲状腺炎になって体調が悪かったんです」とお伝えしたのですが、
先生の反応からは──

どうやら、もっと深いところに原因があったようなのです。

妹や娘にも「お姉ちゃん、顔真っ赤やで」と言われ、
自分では気づいていなかったけれど、やはり相当無理をしていたのかなと思いました。

そしてそのとき、なぜか急に涙が止まらなくなりました。

ポロポロ…というよりも、溢れ出すような涙と鼻水で、
もう何を話したのか、自分でもよくわからないほど。

でもそれは、ずっと心の奥にため込んでいた感情が、ようやく解放された瞬間だったのかもしれません。

始まった施術

そして──

いよいよ先生の施術が始まりました。

先生は、この世には見えない“悪いもの”が存在することを理解していて、
それが私の身体やエネルギーに影響しているのが見えていたようでした。

私は横になったまま、
先生が必死になって“その悪いもの”を取り除こうとしてくださるのを、
ぼんやりと感じながら受けていました。

あの時の空気、先生の集中した表情、
そして私の中で少しずつ何かが外れていくような感覚──
今でもはっきりと覚えています。

きっと、あのときのことは一生忘れないと思います。

背中から何かが“剥がれていく”感覚

先生の施術を受けている間、
私の中に“何か”が確かに存在していて、
それが──

まるで体が半分に裂けていくような感覚とともに、
背中から剥がれ落ちていくのをはっきり感じました。

テレビで見るような不思議な映像が、
まさか自分の身に起きるなんて思ってもいませんでした。

その様子を、娘がそばで見ていたのですが、
後から「お母さん、ああなってた」と、何度も真似していたのを覚えています。

それほど“何か”**が、
あの場で本当に起きていたのだと思います。

何がどうなっていたのか──
私自身、正直よくわからないまま、
あっという間に時間が過ぎていきました。

ただひとつ言えるのは、
先生は“見えない悪いもの”を取り除いてくださった。
そして、私の体を細胞レベルまで整えてくれたということ。

心と体の浄化

施術のあと、先生は
「これから一週間は“浄化の時間”にしてね」
と優しく教えてくださり、
具体的な浄化のやり方や過ごし方についても丁寧に伝えてくださいました。

その後は、妹と娘も続けて施術を受けました。

特に娘のことを心配していた私は、
ようやく少しホッとできたのを覚えています。

先生からは、
娘の金縛りの原因は、私に憑いていた“悪いもの”の影響だと伝えられました。

それは娘だけでなく、
家族全体にも影響を及ぼす可能性があるとのこと。

その言葉を聞いて、
私はすぐに主人と息子も見ていただけるように、次回の予約を取りました。

さらに、家の中の状態についても見ていただくと──
やはり家の中の“氣”も良くないと指摘されました。

帰りの車の中では、
なぜか笑いが込み上げてきたり、急に涙が出てきたり、
感情がジェットコースターのように入れ替わっていました。

でもそれは不安や混乱ではなく──
心が軽くなったことへの驚きと安心だったのだと思います。

今まで生きてきた中で、
こんなにも心がふわっと軽くなったのは初めてでした。

命の危機だったと知らされた瞬間

施術のあと、先生から静かにこう言われました。

その言葉に、私は背筋がぞっとしました。
どうやら、私の姿は先生の目には異様に映っていたようです。

今までの体調不良や精神的なつらさの理由が、
その瞬間、すべて繋がった気がしました。先生は私に、こう話してくれました。

「あなたは“過死状態”──
生まれてくるとき、一度命の境を越えて戻ってきたんやね。
その瞬間に、“良くないもの”が入り込んでしまったんやと思う。」

私はその言葉に、驚きと納得が混ざったような感覚になりました。

というのも、先生ご自身もかつて、
同じように過死状態で生まれ、長いあいだ体調の悪さに悩まされてきたというのです。

だからこそ、
先生には私の中の苦しさや、説明できない感覚が、
**はっきりと“見えていた”**のかもしれません。

先生のところから帰ったあと、
私はその日に体験したことを、主人や家族に話しました。

でも――
とても不思議な空気が流れました。

きっと、
“目に見えない世界のこと”は、なかなか受け入れがたいことと別世界の話をしている感じだったと思います。

それはそうだと思います。私自身も受け入れることが出来なかったから。

ただ、自分は助かったのだとまだ生きられるのだと思いました。

そんなふうに思えるようになっていた自分にも、驚いていました🌿

あの日の夜、私が書いた言葉たち

あの体験を終えたその日の夜、私は日記にこう綴っていました。
不思議なことが起こる
魂の解放
脳と心がつながる
出会いと導きに感謝
周りと家族・友人に感謝
自分の人生が180度変わるということはある
これからは自分を大切に
心にあるものを信じたい
与えられたご縁、周りの人々に感謝
これからはプラスに考えていける自信を持つ
強くなる
心で動く
考えすぎない

涙とともに、心がほどけていった日。
あれは間違いなく「私の人生のターニングポイント」でした。

そして、これからもこの気持ちを忘れず、
自分の心を信じて、歩いていきたいと思います🌸

この体験が、私の人生の大きな転機になったことは間違いありません。

そして――
このあと、さらに不思議な出会いや出来事が重なっていきます。

続きは、次回ゆっくりと書かせていただきますね🌸

最後まで読んでくださって、ありがとうございました✨

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